伝承柳川まり と さげもん 


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福岡県柳川市は旧立花藩の城下町として手まり文化が栄えました。
柳川手毬は巻芯に木毛を使い毛糸で丸く巻きつけ草木染の木綿糸で刺繍をしたものでした。
現代では解いたリリヤーンによるカラフルで艶の良い毬です。
つるし飾りさげもんに必須の細工として家庭が丸くおさまるとの願いがこめられています
これら以外にも各種のてまり作りが盛んで 御殿まり、木目込み毬、摘み鞠、七宝まり、
くす球など 多種の手まりが家庭でつくられています。
赤字の6号、3号、1.5号はクリックしていろいろな種類が見れます

6号まり 5号まり 4号まり
大さげもん上段用 円周49cm
70cm六角ケース入り単体用
大さげもん下段用 円周44cm
六角ケース入り単体用
中さげもん中央毬用 円周39cm
大さげもん下段用

ミニまり 1号まり 1.5号まり 2号まり 3号まり
根付用 円周10cm
ミニさげもん用




円周18cm
六角ケース入さげもん
の外側に吊るす
房付での単体販売


円周20cm
大、中さげもん用
房付での単体販売
ミニさげもん用の中央毬
種類も多くもっともたくさん
作られるサイズ
円周24cm
房付での単体販売
六角ケース入さげもんの
中央に二連毬下段に使用


円周32cm
六角ケース入さげもんの中央に房付で吊り下げる
房付での単体販売


柳川まり保存会

五色の糸に童女ぇの祈りをこめて、美しく巻き上げる”手まり”
それは白秋の詩情かおる古い城下町であった柳川の、古き慣わしである
かつての頃、お正月には、まづ”手まり”を巻いて家の女児等にあたえることは、
ういういしい新嫁のつとめであつた。
また三月の節句には、祖母は孫のために、その児の長寿を祝って、
美しく大きな”手まり”を手づからまきあたえ、おひな様に飾つたものである。
この床しいならわしは、明治頃までつづいたが、いまはすたれようとしている。
それでも、そのすぐれた技は伝はり、今でも、春、乙女の節句には、
あの家この家では目もあやな”手まり”がかざられる
柳川が生んだ不世出の詩人、北原白秋には、この手まりを歌った、
次のような華麗な秀歌がある。
                                  白  秋
    毬もちて遊ぶこどもらまりもたぬ
                  こども見ほるる山ざくらばな




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